カンボジアの無料診療所 国際ボランティア 支援の疑問
海外でボランティア活動をしてみたい!と夢見るナースも多いはず。 今回はカンボジアの無料診療所を通して本当に必要の支援とは何? と感じる疑問について書いて行きます。
私が昔紹介してもらったのは、
韓国のキリスト教団体が支援している無料診療所。
沢山の人達が毎日訪れます。
中にはベッドがあって、医療用品も沢山おいてあります。
しかし、 海外からくる大きな支援団体が完全無料で診察をしてしまうと・・・
みんな「無料」の診療所に行きます。 近くでほそぼそと有料で自国の人達が、
自分たちの力でしているクリニックに人があまり来ずつぶれてしまう…。
そしてもう一つの違和感は、 韓国のキリスト教団体、がしているので病気が治ったらすべて神様のおかげ、
キリスト教の普及活動を積極的にしています。 宗教を否定する気持ちは全くありません。
信仰は人間に必要なことだとも思います。
そして救いを求めている人達も沢山います。
ただ、
宗教を処方してしまってはいけないのでは・・・。
宗教的なスピリチュアルなニーズを無視することはもちろんできません。
それにスピリチュアリティが健康をもたらすエビデンスも沢山あります。
しかし、それは常にその人の選択によって導かれなければならないとも思います。
非宗教的な人達に宗教を処方したり積極的に改宗させることを医療や看護の目的に してしまうのは、
疑問を感じてしまう・・・。
患者さんにする看護もそうですが、押し売りにならない支援って難しい。
NGOなどについて、また次回書いて行きます。 ここまで読んでいただきありがとうございました。
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